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計画と結果報告

経営実践能力養成プログラム
経営実践能力を持つ研究者を養成するプログラムでは,アクションリサーチの能力を育成する為の3つの取り組みを行いました。

セミナーの開催

アクションリサーチは,経営学分野ではまだ十分に浸透しているとはいえない研究手法で,研究者も限られています。そこで,まずワークショップを開催し,理解と検討を深めました。アクションリサーチの先行研究分野である,社会心理学でわが国を代表する研究者である京都大学大学院の杉万教授と熊本大学の八ツ塚准教授を招き,「アクション・リサーチ・ワークショップ」を平成21年1月23日に開催しました。

そして,平成22年1月19日には,神戸大学出光佐三記念六甲台講堂において,『アクションリサーチセミナー』を開催しました。このセミナーでは,京都産業大学マネジメント研究科の具承桓准教授による「アクションリサーチにおけるリサーチメモの作成方法」,早稲田大学商学学術院の伊藤嘉博教授による「アクションリサーチ実施上の課題」,本研究科の松尾貴巳准教授による「アクションリサーチにおけるリサーチサイトとの関係構築について」,の3つの報告がなされ,アクションリサーチの効果や学生が取り組む上での注意点などが活発に議論されました。

また,環境会計関連のアクションリサーチを行うための基礎となる情報システムの理解を深めるために「アクションリサーチのためのマテリアルフローコスト会計導入ソフト使用方法に関するセミナー」を,日本能率協会コンサルティングの下垣彰氏を招聘して実施しました。

定性的方法論へのアクションリサーチの導入

「アクション・リサーチ・ワークショップ」やその他のセミナーの議論にもとづいて,経営学分野でのアクションリサーチ手法のリーダーシップをとれる研究者を養成する仕組みとして,「定性的方法論研究」にアクションリサーチの講義を加えました。

教員と院生の共同アクションリサーチプロジェクトの支援

また,このようなアクションリサーチを実際に教員と院生が共同して行うプロジェクトを実施しました。次の2つのプロジェクトが採択,実施されています。

1つ目のプロジェクトは,本学の國部克彦教授を中心として実施された一連のマテリアルフローコスト会計の導入プロジェクトです。篠原阿紀氏・岡田斎氏・北田皓嗣氏・天王寺谷達将氏の4名の大学院生との共同研究という形をとり実施しました。2つ目のプロジェクトは,本学の金井壽宏教授と大学院生の伊達洋駆氏の共同で実施した,人的資源開発の仕組み開発です。

神戸大学大学院経営学研究科
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大学院教育改革支援プログラム 日本学術振興会